発刊に当って（幹事長 今城英男）
【郁水会の今昔】郁水会の歩み（今城英男）／永遠の世界−第一郁水会員との交流（井上彰二）
【青春の譜】心のふるさと−小平−（小林靖雄）／国立の想い出（長尾滋）／武原頌歌（古賀文之介）／−ノンフィクション−夜ごとの愉しみ（新田見義正）／映画入門（菅野彰）／端艇部予科クルー全国高専大会に出漕（中川秀造）／熱中（印南素行）
【一橋北遣隊】一橋北遣隊と千歳空港（後藤隆之）
【学徒（不）出陣】「学徒出陣式」の写真に寄せて（高橋巌）／人生の節目（阿部純也）／「大和のこと」（河合清久）／PASSED AWAY（岸本純一）／学徒兵南に行く（武田實）／レクイエム（関谷重俊）／設営隊を通じて経験した「小笠原父島の生活」（阿部博）／「君塚二等兵 舎後へ」（君塚芳郎）／「一本の注射」（立川速水）／飛行隊あれや、これや（中川幸孝）／吉田敦信君を偲ぶ−戦地での出合いと別れ−（米倉徳兵衛）／海軍大尉松藤大治（大之木英雄）／ソ連抑留記（桐山岑）／ソ連抑留生活点描（濱田幸雄）／学徒出陣から復員まで（大塚陽一）／矢野弘一君の最後（今城英男）／故前葉平一君を偲びて（山本忠雄）／出陣できなかった学徒（立川一壽）／“出陣”後の学園エピソード（大箸和夫）
【掌の自分史】感謝（木村孝吉）／五十年の旅日記（渡遽貞和）／色々な遺書（山口太郎）／「オクテ人間」懺悔録（安田輿三郎）／わが人生の転機（河野豊弘）／回顧（中村伊一）／運命論者（鈴木武之助）／「人間貴晩晴」（野村譲太郎）／人生讃（大友信之）／因果の花を知る事 極めなるべし−花伝書−世阿弥（落合豊）／我が人生の一コマ（石川隆夫）／出郷と帰郷の間（勢藤源一郎）／私が歩いた道（森本造通）（
【同級生交歓】十二年後の酉年（鈴木和夫）
【古稀過ぎて】古稀過ぎて（喜多了祐）／古稀を越えて（大野康作）／夢はエージシュート（山田一衛）／天地正大の気（緒方基一）／古稀（下川邊和實）／東京の年中行事（辻君雄）／鎌倉の出土品について（岡戸有彦）／新米老人会長奮戦記（撞井保夫）／春陽会のことども（田中英夫）
【忘れ難き人々】人の世ながら（小林茂雄）／『郁水会と農光会』（越智敏通）／冬のはけ道−亡き友谷本碩朗君のこと−（菅本進）／思い出（清田喜男）／五木の子守唄（藤井麟太郎）／雑感（鷲埜和夫）／放鳥（高橋英雄）／海軍委託学生の独り言（小笠原孝義）／あの頃、雑感（小野胖）／私の尊敬する人物（蛭田亮）／上長の思い出等（宮本藤義）
【九死に一生】再生の記（白濱貫一）／大過なく（君島正一）／わが青春の思い出（潮田史郎）／思い出（大野滋雄）／ゴルフ仲間の友情に 三途の川から引返す（高橋文雄）
【日溜り】たぬきが呼ぶ 萩原朔太郎の思い出（鯰田大造）／三〇、四〇年代の映画スターに寄せる薮睨み風オマージュ（高野力）／私の健康法五ヵ条（尾形慶次郎）／山野草雑記（中村嘉吉）／天の邪鬼のたわごと（椎名英輔）／思い出すまゝに（木村透）／初めて日記（佐藤忠）／マニラ便り（輿石篤信）／『声』（高橋巌）
【詩・短歌・俳句】郁水会の旅でうたった詩（黒谷千代三）／短歌との出合いなど（白井洋三）／菜の花（西田修造）／挽歌−句帖から−（堀本眞）
【時評・研究・論説】追悼の詞（松林重雄）／真珠湾は遥かなり（山本正一郎）／私の趣味（三橋文明）／将棋は将棋、チェスはチェス（永井政澄）／金沢八景史跡散歩（九冨深）／「会津」と福島（本多芳美）／川越城主の変遷（鹿田哲）／スポーツに絡めて（伊藤謹平）／やじうま税金学序説（小坂隆通）／釜山にて（国枝甚悦）／日本語との出会い（安藤浩一）／尺八と私（山本忠雄）／能楽と禅僧（田路健一）／ヂヤック・テイボー（石橋忠義）／公共企業体（立川武雄）／ルクソール（エジプト）での幻想（長江鉦午）／嫌いな言葉二つ（鈴木和夫）／イエス・キリストの「経済学」−序説（大木英二）／神の見えざる手（高杉幹夫）／Ｇ・Ｅ・ムーアの倫理学原理について（小山敏雄）／『昭和天皇独自録』を読む−天皇の戦争責任について−（山本政雄）／この道は何時か来た道−天皇制の反省−（三十尾茂）
【遺稿】愛される（森谷玄）／交友抄「一枚の色紙」（尾本塁太郎）／行為的直観に就て 西田博士「日本文化の問題」を読む（中村義人）／新世界観の探究（盤田文雄）／新体制と自主制−予科の特殊性において−（奈良幸男）／武漢三鎮まで（金澤忠夫）／全寮委員長の頃（水野富士雄）／葬式仏教椎感（星野節次）／出征の日（日記抄）（石崎一朗）／太田君の思い出（土屋計雄）／学窓回顧三十句（鈴木重光）／翻訳の楽しみ（山口貞三）／庭いじり（松尾昌一郎）／人生の出会ひ（一期一会）（高島彌）／神威岳（西内碩男）／亡き友のことなど（村山俊男）／人生と健康（横山市彦）／村松先生の葉書（田村博）
【亡きひとを偲びて】「不可一日無此君」（長谷川理密）／主人との想い出（横山禮子）／ごめんなさい（高井信子）／長い歳月（南洋子）／感謝しつつ（松井綾子）／岸徳之輔を偲ぶ縁として（岸しず子）／弔辞−わが友にしてわが師（高島京子）／思い出すままに（水野よし）／父、土屋計雄の思い出（壬生幸子）／『兄とわたしと』（山路梓）
【参考資料】
兵役アンケート調査（高橋巌）
年表（桐山岑）
あとがき（編集委員長 高橋巌）
