はじめに
犬飼さんの病気について（鹿教場病院神経内科医長 丸山哲弘）
一、「そんな馬鹿な！」
宣告
それから
動揺
溺れる者は藁をもつかむ
二、リハビリに励む
入院の日々
リハビリテーション
激励会
三つ子の魂五十まで
三、今できることは貪欲に
草萌ゆるころ
旅
軟体動物
ちぎれ雲
結婚式
四、「ＡＬＳと共に生きるのだ」
越冬隊
夢はるかなり
未知への径
五、声を出したい
風穴
飢
ネクタイ
王様の椅子
呼吸器
親分
六、見える、聞こえる、感じる
自宅での生活に向けて
松本サリン事件
在宅療養
渡り鳥
散歩
七、ほんとうの俺は？
老いた戦士
若者たち
病の効用
いつか再び
ラジエーター
助け船
八、支えられ、ふれあってこそある命－
ボランティア
ＡＬＳ研修会に参加して
今の俺にできることは
『空翔ぶベッド』に寄せて（村山泰道）
