【写真】（第九十一師団第二砲兵隊長・坂口元男中佐）（北千島要塞重砲兵隊長・江頭昴三中佐）（占守島 幌筵島 四嶺山 国端崎 他）（北千島生活 寸景）（第二砲兵装備の火砲〔十加 十五加 十榴〕）
はしがき
【第１章 北東方面一般情勢】戦局、地誌、気象、戦略的価値
【第２章 アリューシャン作戦と北千島砲兵隊】(1)北海支隊、海軍とアッツ、キスカ島を占領 (2)アッツ島の再占領 (3)北海守備隊の編成 (4)アッツ部隊の玉砕とキスカ部隊の撤収
【第３章 第九十一師団第二砲兵隊の沿革】
(1)北千島要塞の創設
(2)北千島要塞司令部の新設
(3)北千島要塞諸部隊の創設及び派遣
[1]関東軍特種演習
[2]北千島要塞重砲兵隊等の編成下令
[3]北千島要塞諸部隊の上陸及び配置
[4]北千島要塞重砲兵隊の配備
〔塁山〕部隊本部 〔塁山〕第一中隊 〔磐城〕第二中隊 〔蔭の澗〕第三中隊
〔片岡〕第一分遺隊 〔別飛〕第二分遺隊 〔柏原〕第四中隊
☆北千島（昭16.9−昭18.2）
千島要塞重砲編成改正
各中隊は重砲中隊
野砲中隊に分割
(4)北千島守備隊各地区砲兵隊に編成改正(昭18.3.11)
第一地区隊砲兵隊（占守島）第二地区隊砲兵隊（幌筵島）に分割
☆北千島（昭18.2−昭18.8）
東京湾要塞、下関要塞、澎湖島要塞より重砲三個中隊北千島要塞へ
北海守備隊各地区隊砲兵隊、北千島の砲兵隊の隷下へ
(5)千島第一守備隊第一、第二砲兵隊に分割編成改正
千島第一砲兵隊、千島第二砲兵隊の編成
戦訓により水際陣地より後退配備へ
☆北千島（昭18.8−昭19.2）
(6)第91師団第２砲兵隊に編成改正（昭19.4.12)
北千島に強力第91師団誕生
択捉島天寧に第27軍司令部、千島全般の作戦指導
☆北千島（昭19.2−昭19.8）
(7)サイパン失陥と新たな態勢への移行
第五方面軍防衛の重点を北千島から北海道へ
☆北千島（昭19.8−昭20.2）
(8)戦局は最終段階
北千島から人員、兵器を本土、北海道へ（昭20.1)
第九十一師団は複郭陣地構築、遊撃隊を組織して要域を確保
(9)第九十一師団の最終配備
師団の作戦方針 砲兵隊主力複郭陣地内へ陣地変換
第二砲兵隊各中隊の陣地配備
☆北千島（昭20.3−終戦まで）
(10)終戦（昭20.8.15）
【第４章 本土及び各中隊の軌跡】１．部隊本部 ２．第一中隊 ３．第二中隊 ４．第三中隊 ５．第四中隊 ６．第五中隊 ７．第六中隊 ８．第七中隊 ９．第八中隊 10．第九中隊 11．抑留 復員
【第５章 終戦後の対ソ聯軍上陸戦闘】占守島北部に於ける戦闘経過
【第６章 戦闘手記】(1)占守島四嶺山における十加の戦闘（三浦左武郎）／(2)十五加四嶺山小隊の戦闘（吉武邦男）／(3)北千島の停戦考証(1)(2)（長島厚）
【第７章 回想録】１．北千島とシベリアの回想（石黒邦雄）／２．幌筵島乙前における海軍砲台の受領について（佐藤金吾）／３．み旗は還る−戦野と抑留の死闘を越えて（行本一雄）／４．第二砲兵隊長坂口中佐の思い出−怖かった部隊長（藤井九二男）／５．蔭の澗の思い出〔蔭の澗〕（村田常太郎）／６．北千島の思い出（中川憲一）／７．北千島の思い出（阿部勇）／８．蔭の澗の三越年（大西三郎）／９．軍歴（鎌田禧輝）／10．終戦の日前後（日下勇）／11．占守島十加中隊 鳴呼！「四嶺山」を憶う（斉藤登美雄）／12．村上崎の思い出（菅原庄次郎）／13．追憶 北千島（戸敷猛男）／14．磐城越年記（中村一郎）／15．追憶（山田博通）／16．北千島磐城十加中隊の回想（芝幹雄）／17．破れたる記（芝幹雄）／18．占守島の終戦（桑田孝）／19．思い出に代えて〔短歌六首〕（西村哲二郎）／20．北千島の思い出（村田十郎）／21．オボスナ様〔産土神〕（春日松五郎）／22．北千島懐古、シベリア懐古（菅井稔）／23．北千島の思い出〔塁山〕（斉藤多七）／24．思い出（亀井辰男）／25．占守島蔭の澗へ赴任（山内一臣）／26．占守島にて（山内一臣）／27．北千島の思い出（大隅賢治）／28．軍歴（栃内富弥）／29．軍歴（蝦名定雄）／30．軍歴（鈴木仙四郎）
あとがき／余談一、二、三、四、五／北千島の地名／名簿編（各会所属第二砲兵隊員名簿）
表１．上級司令部、部隊の変遷（昭15.10〜終戦） 表２．北千島砲兵隊の組織変遷（昭16.7〜終戦） 表３．第一、第二砲兵隊編成表（昭18.9.22） 表４．第二砲兵隊の推移及び終戦時の配置(昭20.8.15)
要図第一、千島列島一般図／要図第二、占守島、幌筵島一般図及び第九十一師団最終配備計画図／要図第三、占守島全図及び第九十一師団最終配備概要図
